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【体験】18,000円の査定を断ったら、どうなったか|エレキベースの出張買取を実際に呼んだ記録

公開 2026年8月22日

「承知しました。もちろん査定だけでも大丈夫ですよ」

18,000円の査定額を断ったときの、査定員の第一声です。

使わなくなったエレキベースが1本あったので、出張査定を申し込みました。結果として売却は見送っています。

出張買取で個人的に気になっていたのは、査定額そのものより「断ったらどうなるのか」でした。だから今回は、断ったあとの第一声、粘られたかどうか、帰るまでの時間まで記録しています。

  • 提示された査定額
    18,000
  • 申し込みから訪問まで
    3
  • 査定にかかった時間
    約17
  • 断ってから退出まで
    約6

査定に出したもの

YAMAHA TRBX304、エレキベース1本。

数年前に購入したものです。音出しに問題はありませんが、ボディ側面に細かな擦り傷があり、金属パーツにも多少のくすみが出ています。

申し込みから3日後に、査定員が来た

申し込みは公式サイトのWebフォームから。入力したのは、名前・住所・電話番号のほか、売りたい楽器の種類、メーカー、だいたいの購入時期です。

  • 申し込み:8月16日
  • 訪問査定:8月19日

つまり申し込みから3日後でした。訪問予定は13時〜14時。

当日、査定員が到着したのは13時8分ごろ。来たのは男性の査定員1人です。玄関先であいさつをして、査定の流れについて説明を受け、そのままベースを見てもらいました。

査定時間は約17分。型番だけでなくネックと電装系も見ていた

査定が始まったのが13時12分ごろ。金額を提示されたのが13時29分ごろ。実際の査定時間は約17分でした。

思っていたより細かく見ていた、というのが正直な印象です。

まずヘッド部分のメーカー名と型番を確認。続いてシリアル番号をチェック。そこから順番に見ていったのが次の部分です。

  • ボディの傷や打痕
  • ネックの反り
  • フレットの減り
  • 弦の状態
  • ペグ
  • ボリュームやトーンのノブ
  • ジャック部分
  • 音が正常に出るか

特にネックは、横から何度か角度を変えて見ていました。アンプにつないで音出しも行い、ノブを回したときにノイズが出ないかまで確認しています。

「中古の楽器なので、見た目だけでなくネックと電装系の状態も価格に影響します」

査定中に、そういう説明もありました。

提示された査定額は18,000円

一通り確認したあとに出てきた金額が、18,000円です。

査定員の説明はこうでした。

大きなダメージはなく、音出しも問題ありません。ただ、細かな使用感があることと、中古市場での相場を考えると今回はこのくらいです

金額だけを告げられたのではなく、どこを見てその額になったのかは簡単に説明してもらえました。

正直なところ、もう少し高ければ売ってもいいと思っていました。そこでその場では決めず、見送ることにします。

本人確認では、運転免許証を提示

手続きの説明の中で本人確認があり、運転免許証を提示しました。氏名・住所などを確認したうえで進める形です。

身分証を見せるだけで終わりではなく、なぜ本人確認を行うのかについても簡単な説明がありました。中古品の買取は古物営業法の規制を受けるため、本人確認は業者側の義務になります。

この手続きが実際に行われるかどうかは、今回確認したかった点のひとつでした。

書面の案内と、クーリング・オフの説明

査定時には、買取条件や契約に関する事項を記載した書面についても案内がありました。買取対象となる楽器や金額のほか、契約をした場合のクーリング・オフについても記載されています。

説明されたのは、対象となる訪問購入では書面を受け取った日から8日間はクーリング・オフができるという内容でした。

さらに印象に残ったのが、引渡し拒絶権についても説明があったことです。

クーリング・オフが可能な期間中は、契約をしていても楽器をすぐ業者へ渡さず、自分の手元に置いておける。そういう権利があるという説明でした。

この制度自体、出張買取について調べるまで詳しくは知りませんでした。「契約したらその場で持って帰られるもの」だと思っていたので、ここまで説明があったのは意外です。

「今回はやめておきます」と伝えたとき

そして、いちばん確認したかったのがここでした。

18,000円という金額を聞いたあと、こう伝えます。

すみません、今回はやめておきます

査定員の第一声が、冒頭に書いたものです。

承知しました。もちろん査定だけでも大丈夫ですよ

態度が変わることはありませんでした。

家まで来てもらったあとに断るのは、多少なりとも気まずさがあります。「せっかく来たので、もう少し考えてもらえませんか」「今日決めてもらえるなら金額を上げます」といった流れも想像していました。今回に関しては、そうなりませんでした。

粘られたか

結論から書くと、粘られていません。

一度だけ、こう聞かれました。

ちなみに、金額が理由でしょうか?

「もう少し高ければと思っていたので、今回は手元に置いておきます」と答えると、返ってきたのはこの一言です。

わかりました。また必要になったときにご相談ください

そのあと別の金額を提示されたり、「いくらなら売りますか?」と交渉されたりすることはありませんでした。

個人的には、ここがいちばん好印象だった部分です。査定中に感じよく対応する業者は多いと思います。売らないと分かったあとにどう振る舞うかのほうが、その会社の姿勢は分かりやすい。

断ってから帰るまでは約6分

売却しないと伝えたのが13時32分ごろ。査定員が玄関を出たのが13時38分ごろ

つまり断ってから退出まで約6分です。

その6分の中身は、書類をまとめ、ベースを元のケースに戻し、最後に案内を受ける、という流れでした。説得に使われた時間ではありません。

出張査定について調べていると、「断ったらなかなか帰ってもらえないのでは」と心配する声を見かけます。少なくとも今回については、そういうことはありませんでした。

申し込みから退出までを、数字でまとめる

項目 結果
査定品 YAMAHA TRBX304 エレキベース1本
申し込み方法 Web
申し込みから訪問まで 3日
訪問予定 13時〜14時
到着 13時8分ごろ
査定員 1人
査定時間 約17分
提示額 18,000円
身分証 運転免許証を提示
クーリング・オフ 説明あり
引渡し拒絶権 説明あり
売却 見送り
断ったあとの再交渉 なし
断ってから退出まで 約6分

「対応が丁寧だった」と一言で済ませるより、実際の時間を並べたほうが、これから申し込む人には想像しやすいはずです。

気になった点:査定額の根拠が、やや簡潔だった

あえて挙げるなら、18,000円という金額の根拠をもう少し詳しく聞きたかったところです。

状態と中古相場を考慮していることは説明してもらえました。ただ、「傷があることで具体的にいくら下がったのか」「状態がもっと良ければどのくらいになったのか」までは分かりません。

こちらから質問すれば答えてもらえたのかもしれませんが、今回はそこまで聞かなかったので不明です。

もうひとつ。今回は1社しか査定していません。 そのため18,000円という金額が他社と比べて高いのか安いのかは、判断できません。ここは対応の良し悪しとは分けて考える必要があります。

対応と価格は、別々に評価するしかない

今回いちばん印象に残ったのは、査定金額よりも売却を断ったあとの対応でした。

18,000円の提示を断っても態度は変わらず、再交渉もなし。「承知しました。もちろん査定だけでも大丈夫ですよ」と言われ、その約6分後には退出しています。本人確認があり、書面の案内があり、クーリング・オフと引渡し拒絶権の説明もありました。

少なくとも今回の利用に関しては、「売るまで帰ってくれない」「断ると態度が変わる」といったことは起きていません。

一方で、査定額が業界最高水準なのかどうかは、1回では分かりません。

対応面は良かった。ただし買取価格を評価するなら、他社との相見積もりが要る。サービスの評価は、この2つを混ぜないほうが正確になります。 実際に呼んでみて、いちばん強くそう思いました。


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